成り合ひ(読み)ナリワイ

デジタル大辞泉 「成り合ひ」の意味・読み・例文・類語

なり‐わい〔‐わひ〕【成り合ひ】

[名・形動ナリ]なりあい」の音変化。
「―の渡世は送るものなり」〈浮・永代蔵・四〉

なり‐あい〔‐あひ〕【成り合ひ】

[名・形動ナリ]なるがままにすること。なりゆきにまかせること。
「今日を―に暮らしぬ」〈浮・武家義理・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android