我主・和主(読み)わぬし

精選版 日本国語大辞典 「我主・和主」の意味・読み・例文・類語

わ‐ぬし【我主・和主】

〘代名〙 対称。対等以下相手に対して主として親しみの気持で用いる。そなた。おぬし。わどの。
※夜の寝覚(1045‐68頃)一「兄(せうと)を見よといふ事あむなれば、わぬしにや似たる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android