精選版 日本国語大辞典 「戯ればまし」の意味・読み・例文・類語
あざれ‐ばま
し【戯ばま
し】
- 〘 形容詞シク活用 〙 =あざれがまし(戯━)
- [初出の実例]「若やかなる人こそ、物の程知らぬやうに、あだへたるも罪ゆるさるれ、何かあざればましと思へば」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一〇月一七日)
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...