戯れ草紙(読み)たわれぞうし

精選版 日本国語大辞典 「戯れ草紙」の意味・読み・例文・類語

たわれ‐ぞうしたはれザウシ【戯草紙・戯双紙】

  1. 〘 名詞 〙 江戸後期の戯作(げさく)文学の俗称。
    1. [初出の実例]「まかり出たる者は、春ごとのたわれぞうしの画をたくみする、なにがしにて候」(出典:黄表紙・御存商売物(1782)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android