日本歴史地名大系 「戸屋塚村」の解説 戸屋塚村とやづかむら 群馬県:伊勢崎市戸屋塚村[現在地名]伊勢崎市戸谷塚町(とやづかまち)利根川左岸にある。外屋塚とも記す。寛文二年(一六六二)の大水により、村の中央で南北に分断された。柴(しば)町・中(なか)町の南に位置し、東から南は下福島(しもふくじま)村、西は利根川を挟み沼之上(ぬまのうえ)村(現佐波郡玉村町)。寛永二年(一六二五)当村六一石余が渡辺孫三郎に、一五〇石が石丸六兵衛尉に与えられた(記録御用所本古文書)。寛文郷帳では高六五二石余ですべて畑方、前橋藩領・旗本渡辺領など四給。元禄郷帳では幕府領・旗本藤川・渡辺領の三給。近世後期の御改革組合村高帳では家数三七。日光例幣使街道柴宿の助郷高九二石余(寛政八年「柴宿助郷村高等書上帳」関根文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by