戻り流れ(読み)もどりながれ

最新 地学事典 「戻り流れ」の解説

もどりながれ
戻り流れ

backwash

波が海岸に斜めに入射したあと,海岸の最大傾斜方向に沿ってまっすぐ海の方向に戻る。この流れを戻り流れ(backwash)という。入射した波の流れを打上げ波(swash)といい,戻り流れはこの場合,入射した波の方向と海岸とのなす鈍角の方向にずれるため,波によって運ばれる砂礫は海岸に沿ってジグザグに運ばれる。

執筆者:

参照項目:打上げ波

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の戻り流れの言及

【離岸流】より

…これに対し,かなり底勾配の急な海岸ではリップカレントは生じにくく,中間層や水底に沿って沿岸方向にほぼ一様な離岸流を生じる。これを戻り流れあるいは底引き流れundertowとよぶ。【渡辺 晃】。…

※「戻り流れ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む