扇拍子(読み)オウギビョウシ

デジタル大辞泉 「扇拍子」の意味・読み・例文・類語

おうぎ‐びょうし〔あふぎビヤウシ〕【扇拍子】

閉じた扇で手のひらや板の台などをたたいて拍子をとること。邦楽けいこなどに行う。

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精選版 日本国語大辞典 「扇拍子」の意味・読み・例文・類語

おうぎ‐びょうしあふぎビャウシ【扇拍子】

  1. 〘 名詞 〙 歌などをうたう時に、扇で手のひらを打ち鳴らして、拍子を取ること。
    1. [初出の実例]「いづらや。このをりにこそ、かのあふぎびゃうしは」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開下)

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