手を携わる(読み)てをたずさわる

精選版 日本国語大辞典 「手を携わる」の意味・読み・例文・類語

て【手】 を 携(たずさ)わる

  1. て(手)を携える
    1. [初出の実例]「同輩子(よちこ)らと 手多豆佐波利(てタヅサハリ)て 遊びけむ 時の盛りを」(出典万葉集(8C後)五・八〇四)
    2. 「子どもらとてたづさはりて春のぬに若菜をつむはたぬしくもあるかも」(出典:良寛歌(1835頃))
  2. 手をそのそばに差し出す。
    1. [初出の実例]「埋み火に手たづさはりてかぞふれば睦月もすでに暮れにけるかな」(出典:良寛歌(1835頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む