手向の神(読み)たむけのかみ

精選版 日本国語大辞典 「手向の神」の意味・読み・例文・類語

たむけ【手向】 の 神(かみ)

  1. 旅人が幣(ぬさ)などを手向けて道中の安全を祈る神。山の峠や坂の上などにまつってある神。道祖神。たむけの道の神。たむけの山の神。たむけ。
    1. [初出の実例]「礪波(となみ)山 多牟気能可味(タムケノカミ)に 幣(ぬさ)奉り 吾が乞ひ祈(の)まく」(出典万葉集(8C後)一七・四〇〇八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 礪波 実例 初出

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む