精選版 日本国語大辞典 「手向の神」の意味・読み・例文・類語 たむけ【手向】 の 神(かみ) 旅人が幣(ぬさ)などを手向けて道中の安全を祈る神。山の峠や坂の上などにまつってある神。道祖神。たむけの道の神。たむけの山の神。たむけ。[初出の実例]「礪波(となみ)山 多牟気能可味(タムケノカミ)に 幣(ぬさ)奉り 吾が乞ひ祈(の)まく」(出典:万葉集(8C後)一七・四〇〇八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例