手塚豊(読み)テヅカ ユタカ

20世紀日本人名事典 「手塚豊」の解説

手塚 豊
テヅカ ユタカ

昭和期の法制史学者 慶応義塾大学名誉教授。



生年
明治44(1911)年11月8日

没年
平成2(1990)年4月14日

出生地
愛知県名古屋市南区(現・熱田区)

学歴〔年〕
慶応義塾大学法学部法律科〔昭和10年〕卒

学位〔年〕
法学博士(慶応義塾大学)〔昭和33年〕

主な受賞名〔年〕
慶応義塾賞〔昭和29年〕

経歴
興銀書記の後、昭和13年慶応商工教諭、16年慶大予科教員兼任、22年法学部助教授を経て、24年教授。52年名誉教授。のち、大妻女子大学短大部教授を務めた。著書に「明治初年の民法編纂」「自由民権裁判の研究(上・中・下)」「明治初期刑法史の研究」「明治刑法史の研究(上・中・下)」「明治民法史の研究(上・下)」「明治法学教育史の研究」「近代日本史の新研究〈1〜9〉」(編著)などのほか「手塚豊著作集」(全10巻 慶応通信)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android