手綱捌(読み)たづなさばき

精選版 日本国語大辞典 「手綱捌」の意味・読み・例文・類語

たづな‐さばき【手綱捌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 騎乗者が手綱をとって馬を操縦する腕前技術。転じて、人をあやつる術。
    1. [初出の実例]「手綱捌(サバ)きが知れんけれ共手綱を持つ事丈けは見て知って居るから」(出典:落語・玉の輿(1894)〈禽語楼小さん〉)
  3. 月経時に用いる丁字帯を「お馬」と俗称したところから、月経帯を着用すること。
    1. [初出の実例]「せっちんで手綱さばきをする女」(出典:雑俳・柳多留‐四(1769))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む