手銃(読み)しゅじゅう

精選版 日本国語大辞典 「手銃」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐じゅう【手銃】

〘名〙 短銃ピストル
※漂荒紀事(1848‐50頃)五「舵卒傷を厭はず、跳り入て腰なる手銃を放つ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の手銃の言及

【小銃】より

…小銃は大砲を小型化することによって逐次開発され,火砲に約50年遅れて発達した。ヨーロッパにおける初期の小銃は,14世紀末に考案されたhand cannonを小型化したhand gun(手銃)として15世紀に発明され,15世紀末には全ヨーロッパに普及し,フランスのシャルル8世は銃騎隊や銃兵隊を組織した。この銃の操作は銃手と運搬手の2名で行い,弾丸は球形鉛弾で口径12~20mm前後,引金や照準器はなく,火縄で直接点火し発射する方式であった。…

※「手銃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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