才らく(読み)サイラク

デジタル大辞泉 「才らく」の意味・読み・例文・類語

さいら・く【才らく】

[動カ四]学才がありそうに振る舞う。
文屋ふやの博士さかしだち―・きゐたり」〈紫式部日記
[補説]用例は、「ひひらく」の誤りとする説もある。

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精選版 日本国語大辞典 「才らく」の意味・読み・例文・類語

さいら・く【才】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 学才ありげにふるまう。学問があるようにふるまう。
    1. [初出の実例]「くすりの女官にて、ふやの博士さかしだち、さひらきゐたり」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘七年正月一日)

才らくの補助注記

一説に、「ひひらく」(べらべらしゃべる意)の誤りとする。

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