打ち仰ぐ(読み)うちあおぐ

精選版 日本国語大辞典 「打ち仰ぐ」の意味・読み・例文・類語

うち‐あお・ぐ‥あふぐ【打仰】

  1. 〘 自動詞 ガ五(四) 〙 ( 「うち」は接頭語 )
  2. 上を向く。ひょいと上の方を見る。
    1. [初出の実例]「てふにやありつらん、もののとびつるを、あふぎささげて、うちあふぎ給へるこそ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上上)
  3. 物ほしそうに上を見る。ねがい求める。
    1. [初出の実例]「されど猶男は我が身のなり出こそめでたくうちあふきたるけしきよ」(出典:能因本枕(10C終)一八四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む