打ち紙(読み)うちがみ

精選版 日本国語大辞典 「打ち紙」の意味・読み・例文・類語

うち‐がみ【打紙・擣紙】

  1. 〘 名詞 〙 石盤の上で木づちで打って艷(つや)を出した紙。艷出しには蝋(ろう)や油を用いる。
    1. [初出の実例]「令繕於打紙六万八千四百張」(出典:正倉院文書‐天平宝字四年(760)二月二五日・造東大寺司解)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android