打ち行く(読み)うちゆく

精選版 日本国語大辞典 「打ち行く」の意味・読み・例文・類語

うち‐ゆ・く【打行】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 進んで行く。また、「うち」は「馬をむちうつ」意で、馬で行くことをいうかと考えられる場合もある。
    1. [初出の実例]「馬並めていざ宇知由可(ウチユカ)な渋渓(しぶたに)の清き磯みに寄する波見に」(出典万葉集(8C後)一七・三九五四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android