打ち霞む(読み)うちかすむ

精選版 日本国語大辞典 「打ち霞む」の意味・読み・例文・類語

うち‐かす・む【打霞】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) ずっと霞がかかる。
    1. [初出の実例]「たごの浦のもしほの煙うち霞 のどけくみゆる春の空かな」(出典:兼澄集(1012頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android