打ち飼ひ(読み)ウチガイ

デジタル大辞泉 「打ち飼ひ」の意味・読み・例文・類語

うち‐がい〔‐がひ〕【打ち飼ひ】

狩りのとき、犬やたかに与える。うちがえ。
「あな恐ろし。鬼の―になりたりつる」〈古活字本保元・上〉
打ち飼い袋2」の略。
「―の底に入れておいた梅干を」〈雑兵物語・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android