打注(読み)うちそそぐ

精選版 日本国語大辞典 「打注」の意味・読み・例文・類語

うち‐そそ・ぐ【打注】

(「うち」は接頭語。古くは「うちそそく」とも)
[1] 〘自ガ四〙 雨や雪などが、ばらばらと降る。
源氏(1001‐14頃)若紫「しのびたる所に、からうじて思ひたち給へるを、しぐれめいてうちそそく」
[2] 〘他ガ四〙 水を注ぎかける。
※玉塵抄(1563)四〇「瓶に水を入て廷にうちそそいで」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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