コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

若紫 わかむらさき

色名がわかる辞典の解説

わかむらさき【若紫】

色名の一つ。やや薄く明るい色の美称として用いられた伝統色名。『伊勢物語』『源氏物語』で言葉として用いられ、江戸時代には色名として登場している。薄い紫色は薄色うすいろ、浅紫うすむらさともいい、8世紀に施行された養老令の規定では、朝廷への出仕に着用する朝服ちょうふくの二位、三位の色とされる。ただし、若紫はそれよりも少し濃い。ムラサキ科ムラサキソウ別名でもある。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

デジタル大辞泉の解説

わか‐むらさき【若紫】


薄い紫色。薄紫。
植物ムラサキの別名。 春》「恋草の―も萌えにけり/麦人」
源氏物語第5巻の巻名。光源氏18歳。源氏が北山藤壺に似た少女紫の上を見いだし、自邸二条院に引き取ることなどを描く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

わかむらさき【若紫】

薄い紫色。 「武蔵野に色や通へる藤の花-に染めて見ゆらむ/亭子院歌合」
植物ムラサキの別名。 「まだきから思ひこき色に染めむとや-の根を尋ぬらむ/後撰 雑四
源氏物語の巻名。第五帖。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版の解説

若紫 (ワカムラサキ)

植物。ムラサキ科の多年草,園芸植物,薬用植物。ムラサキの別称

若紫 (ワカムラサキ)

植物。キンポウゲ科のクレマチスの園芸品種

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

若紫の関連キーワードししこらかすともこうも老い屈まる此は如何に夜の御座いざかし生ひ行く押し包むゆおびか賢しら心覚え無し法師勝り頼もし所掻き繕ふねび行く思ひ掟つ持て参る独り笑み類に触る江戸時代

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android