投げ越す(読み)なげこす

精選版 日本国語大辞典 「投げ越す」の意味・読み・例文・類語

なげ‐こ・す【投越】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 物を投げて越えさせる。また、投げてよこす。
    1. [初出の実例]「たぶてにも投越(なげこし)つべき天の河隔てればかもあまたすべ無き」(出典万葉集(8C後)八・一五二二)
    2. 「かい敷の椿水仙花にきんかん二つ三つ延紙(のべがみ)に包みてなげ越(コシ)ける」(出典:浮世草子世間胸算用(1692)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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