折に触れる(読み)おりにふれる

精選版 日本国語大辞典 「折に触れる」の意味・読み・例文・類語

おり【折】 に 触(ふ)れる

  1. その時の事情にうまく合う。その場合に調和する。
    1. [初出の実例]「折にふれば何かはあはれならざらむ」(出典:徒然草(1331頃)二一)
  2. ( 「折に触れ(て)」の形で ) その折折に。機会あるごとに。
    1. [初出の実例]「時に随ひ折にふれ御心を慰むる」(出典:浄瑠璃・源氏冷泉節(1710頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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