押し揉む(読み)おしもむ

精選版 日本国語大辞典 「押し揉む」の意味・読み・例文・類語

おし‐も・む【押揉】

  1. 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 おし合わせてもむ。てのひらでより合わす。
    1. [初出の実例]「〈略〉と書きて、ちひさくをしもみて御ふところになげいる」(出典:宇津保物語(970‐999頃)あて宮)
    2. 「かすかに数珠おしもみなどして聞きゐたるを」(出典:枕草子(10C終)三三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android