押し肌脱ぐ(読み)おしはだぬぐ

精選版 日本国語大辞典 「押し肌脱ぐ」の意味・読み・例文・類語

おし‐はだぬ・ぐ【押肌脱】

  1. 〘 自動詞 ガ四段活用 〙 ( 「おし」は接頭語 ) 上半身着物をぬいで、肌を現わす。
    1. [初出の実例]「鎧(よろひ)脱いで押膚脱(オシハダヌ)ぎ、腹掻切(かききっ)て伏給ふ」(出典太平記(14C後)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android