拠所無し(読み)よんどころなし

精選版 日本国語大辞典 「拠所無し」の意味・読み・例文・類語

よんどころ‐なし【拠所無・拠無】

  1. 〘 名詞 〙 そうするより外にしようがないこと。やむを得ないこと。多く「に」を伴って用いる。余儀ないこと。
    1. [初出の実例]「老も雲に似た歌、よん所なしにようだが、あまりほめられた事じゃない」(出典:随筆・胆大小心録(1808)一三六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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