拳を握る(読み)こぶしをにぎる

精選版 日本国語大辞典 「拳を握る」の意味・読み・例文・類語

こぶし【拳】 を 握(にぎ)

  1. ひどく緊張するさまや、ひどく残念がるさまにいう。
    1. [初出の実例]「御前にありける侍ども、知るも知らざるも、誰が身の上やらんと、目をあはせ拳(コブシ)をにぎらざるはなかりけり」(出典曾我物語(南北朝頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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