拾ふ(読み)ヒラウ

デジタル大辞泉 「拾ふ」の意味・読み・例文・類語

ひら・う〔ひらふ〕【拾ふ】

[動ハ四]ひろう」に同じ。
筒落米つつおごめ―・ひし事を忘れたか」〈浮・子息気質・四〉

ひり・う〔ひりふ〕【拾ふ】

[動ハ四]ひろう」の古形
「帰るさに妹に見せむにわたつみの沖つ白玉―・ひて行かな」〈・三六一四〉

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関連語 他動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「拾ふ」の意味・読み・例文・類語

ひり・うひりふ【拾】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙ひろう(拾)
    1. [初出の実例]「帰るさに妹に見せむにわたつみの沖つ白玉比利比(ヒリヒ)て行かな」(出典万葉集(8C後)一五・三六一四)

ひら・うひらふ【拾】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙ひろう(拾)
    1. [初出の実例]「我脇指ををとし、ひらふものやあるといひける」(出典:咄本・百物語(1659)上)

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