持ち斎く(読み)もちいつく

精選版 日本国語大辞典 「持ち斎く」の意味・読み・例文・類語

もち‐いつ・く【持斎】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 心身の穢れを去って神に奉仕する。神としてあがめ奉る。いつく。
    1. [初出の実例]「此の三柱の綿津見の神は、阿曇連等の祖神と以伊都久(もちイツク)神ぞ」(出典古事記(712)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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