持参人払式小切手(読み)じさんにんばらいしきこぎって

百科事典マイペディア 「持参人払式小切手」の意味・わかりやすい解説

持参人払式小切手【じさんにんばらいしきこぎって】

小切手金額の受取人を記名せず単に持参人に支払う旨記載された小切手。引渡しによって譲渡でき,小切手の流通に最も適する。銀行交付の小切手用紙はすべて持参人払式となっており,実際の小切手はほとんどこれである。
→関連項目記名式小切手小切手

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世界大百科事典(旧版)内の持参人払式小切手の言及

【小切手】より

…振出人が支払人である銀行(またはその他の金融機関)にあてて,受取人その他の正当な小切手所持人に対して一定金額の支払を委託する有価証券。小切手を振り出すにはあらかじめ銀行との間で,振出人は銀行に対して小切手支払の資金を提供する旨,および銀行はこの資金によって小切手の支払をする旨を約束する契約(当座預金契約または当座貸越契約)を締結しておかなければならない(小切手法3条参照)。振出人はこの契約にもとづいて銀行から小切手用紙の交付をうけ,これを使って小切手を振り出すことになる。…

※「持参人払式小切手」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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