持堪える(読み)もたえる

精選版 日本国語大辞典 「持堪える」の意味・読み・例文・類語

もた・えるもたへる【持堪】

  1. 〘 他動詞 ハ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]もた・ふ 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 ( 室町時代ごろにはヤ行にも活用した ) もちこたえる。また、我慢する。
    1. [初出の実例]「頼盛が母と云ふは〈略〉いひしらぬ程の女房にてありけるが、夫の忠盛をももたへたる者なりけるが」(出典:愚管抄(1220)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む