捃拾(読み)くんしゅう

精選版 日本国語大辞典 「捃拾」の意味・読み・例文・類語

くん‐しゅう‥シフ【捃拾】

  1. 〘 名詞 〙 (こぼれ落ちているものを)ひろいとること。捃採。捃摭(くんせき)
    1. [初出の実例]「法華経をば秋収冬蔵大菓実の位、涅槃経をば秋の末冬の始め捃拾の位と定め給ひぬ」(出典:日蓮遺文‐報恩抄(1276))
    2. [その他の文献]〔後漢書‐范冉伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む