捏ね交ぜる(読み)こねまぜる

精選版 日本国語大辞典 「捏ね交ぜる」の意味・読み・例文・類語

こね‐ま・ぜる【捏交】

  1. 〘 他動詞 ザ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]こねま・ず 〘 他動詞 ザ下二段活用 〙
  2. 十分にこねてまぜる。よくまぜ合わせて調和させる。
    1. [初出の実例]「白き物こそ黒くなりけれ やうかんに氷ざたうをこねませて〈徳元〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一七)
  3. 物事をあれこれいいかげんにまじり合わせる。こね合わせる。
    1. [初出の実例]「漢二年のことであるに、中へ漢の元年のことを、ちゃっと、定三秦章邯廃丘と云ことを、中へこねませて置て」(出典:漢書列伝景徐抄(1477‐1515)張耳陳余第二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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