捏ね交ぜる(読み)こねまぜる

精選版 日本国語大辞典 「捏ね交ぜる」の意味・読み・例文・類語

こね‐ま・ぜる【捏交】

  1. 〘 他動詞 ザ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]こねま・ず 〘 他動詞 ザ下二段活用 〙
  2. 十分にこねてまぜる。よくまぜ合わせて調和させる。
    1. [初出の実例]「白き物こそ黒くなりけれ やうかんに氷ざたうをこねませて〈徳元〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一七)
  3. 物事をあれこれいいかげんにまじり合わせる。こね合わせる。
    1. [初出の実例]「漢二年のことであるに、中へ漢の元年のことを、ちゃっと、定三秦章邯廃丘と云ことを、中へこねませて置て」(出典:漢書列伝景徐抄(1477‐1515)張耳陳余第二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む