精選版 日本国語大辞典 「据え兼ねる」の意味・読み・例文・類語
すえ‐か・ねるすゑ‥【据兼】
- 〘 他動詞 ナ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]すゑか・ぬ 〘 他動詞 ナ行下二段活用 〙 ( 主に「腹を(に)すえかねる」の形で用いる ) 落ちつかせることができなくなる。しずめかねる。- [初出の実例]「入道、猶腹をすへかねて、経遠・兼康とめせば」(出典:平家物語(13C前)二)
1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...