掛けくま(読み)かけくま

精選版 日本国語大辞典 「掛けくま」の意味・読み・例文・類語

かけ‐くま【掛くま】

  1. 〘 名詞 〙 稲を穂のまま、青竹にかけて神に供えること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「抜穂に抜かしめて、皇太神御前懸久真(カケクマ)に懸け奉り始めき」(出典:神宮文庫本倭姫命世記(1270‐85頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android