抜穂(読み)ヌキホ

デジタル大辞泉 「抜穂」の意味・読み・例文・類語

ぬき‐ほ【抜(き)穂】

《「ぬきぼ」とも》稲の穂を抜き取ること。また、その穂。特に、大嘗祭だいじょうさいのとき、悠紀ゆき主基すき斎田の稲の穂を神饌しんせん用に抜き取る神事

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精選版 日本国語大辞典 「抜穂」の意味・読み・例文・類語

ぬき‐ほ【抜穂】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぬきぼ」とも ) 稲の穂を抜き取ること。また、その穂。特に、大嘗祭神饌の料とするため、悠紀(ゆき)主基(すき)の斎田の穂を抜き取ること。
    1. [初出の実例]「大神の御田の稲を抜穂に抜て」(出典:皇太神宮儀式帳(804))

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