掛も構わぬ(読み)かけもかまわぬ

精選版 日本国語大辞典 「掛も構わぬ」の意味・読み・例文・類語

かけ【掛】 も=構(かま)わぬ[=構(かま)いもなし]

  1. 少しもかかわりがない。無関係である。
    1. [初出の実例]「万の事に、かけもかまはず」(出典:仮名草子・可笑記(1642)二)
    2. 「重ねて屋根でさかったら、四足括って西の洞院へ流してくりょと、なんのかけもかまひもなき猫にまで渋口の、茶の間の中間隅々見廻し」(出典:浄瑠璃・大経師昔暦(1715)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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