採種圃(読み)サイシュホ

デジタル大辞泉 「採種圃」の意味・読み・例文・類語

さいしゅ‐ほ【採種×圃】

採種用の農作物を栽培する田畑

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「採種圃」の意味・読み・例文・類語

さいしゅ‐ほ【採種圃】

  1. 〘 名詞 〙 農作物の種子生産を目的とした畑。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の採種圃の言及

【原種】より

…原種圃は府県や府県農業試験場,採種組合,ときには種苗会社が管理している。原種はさらに採種圃にまかれる。採種圃は普通,農家の採種組合により経営されている。…

【採種】より

…原種はさらに特定の農家に栽培を委託し増殖して後,一般に販売されるのが普通である。委託を受けた農家は自家の畑・水田(採種圃(さいしゆほ)という)で上質で混じりけのない種子を収穫するよう慎重に栽培管理をする。とくに他殖性作物の場合には,他品種の花粉の飛来を避けるために隔離栽培をする必要がある。…

※「採種圃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android