掴合(読み)つかみあい

精選版 日本国語大辞典 「掴合」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐あい‥あひ【掴合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. とっくみあうこと。けんか。
    1. [初出の実例]「とりやいつかみやいするぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60))
    2. 「あの場で酒盛がつのりて、抓合(ツカミアイ)の出来るもあり」(出典談義本・当風辻談義(1753)三)
  3. 取引市場で、立会いのとき、売り方と買い方が入りまじり、互いに値段を呼んで手をつかみあい、手打ちをして約定すること。〔取引所用語字彙(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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