掻きしゃなぐる(読み)カキシャナグル

デジタル大辞泉 「掻きしゃなぐる」の意味・読み・例文・類語

かき‐しゃなぐ・る【×掻きしゃなぐる】

[動ラ四]かきむしる。
「つかみつき―・り、ぶてど叩けど」〈浄・お初天神記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掻きしゃなぐる」の意味・読み・例文・類語

かき‐しゃなぐ・る【掻しゃなぐる】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 乱暴に払いのける。かきむしる。
    1. [初出の実例]「つかみつき、掻きしゃなぐり、ぶてど叩けど世の中の理に勝つ力あらざれば」(出典:浄瑠璃・曾根崎心中(1703))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む