掻きしゃなぐる(読み)カキシャナグル

デジタル大辞泉 「掻きしゃなぐる」の意味・読み・例文・類語

かき‐しゃなぐ・る【×掻きしゃなぐる】

[動ラ四]かきむしる。
「つかみつき―・り、ぶてど叩けど」〈浄・お初天神記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掻きしゃなぐる」の意味・読み・例文・類語

かき‐しゃなぐ・る【掻しゃなぐる】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 乱暴に払いのける。かきむしる。
    1. [初出の実例]「つかみつき、掻きしゃなぐり、ぶてど叩けど世の中の理に勝つ力あらざれば」(出典:浄瑠璃・曾根崎心中(1703))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む