掻き遊む(読み)カキスサム

デジタル大辞泉 「掻き遊む」の意味・読み・例文・類語

かき‐すさ・む【×掻き遊む】

[動マ四]手すさびにかきまわす。
「火箸して(火桶ノ)灰など―・みて」〈・一八一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掻き遊む」の意味・読み・例文・類語

かき‐すさ・む【掻遊】

  1. 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 慰みにかきまわす。なんとなく手すさびにかきまわす。
    1. [初出の実例]「火箸して、灰などかきすさみて」(出典:枕草子(10C終)一八一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む