精選版 日本国語大辞典 「揉み入る」の意味・読み・例文・類語
もみ‐い・る【揉入】
- 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙
- ① 数珠などを強くおし揉む。はげしく揉みこむ。
- [初出の実例]「ずずをしすりて、〈略〉もみいれ給ふ」(出典:海人刈藻物語(1271頃)四)
- ② 仕込む。教え込む。
- [初出の実例]「退出ちかかるべき女郎を見立、もみいれて」(出典:評判記・色道大鏡(1678)五)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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