揺り掛く(読み)ゆりかく

精選版 日本国語大辞典 「揺り掛く」の意味・読み・例文・類語

ゆり‐か・く【揺掛】

  1. 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙
  2. たっぷりとゆるく垂らす。
    1. [初出の実例]「御髪御裳に少し足らぬほどにて、やうじかけたるごとして白き御衣にひまなくゆりかけられたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開上)
  3. ゆすりながらもたせかける。
    1. [初出の実例]「橋に吾が身をゆりかけて、わたらしよよの、しんとろとろと、わたらしよ」(出典:歌謡・歌舞伎の草子(17C前)かねきき)
  4. 着物などを)ゆするように勢いよく着る。
    1. [初出の実例]「からにしきおとし金さねの腹巻 さっとゆりかけ」(出典:幸若・高たち(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む