摂津名所図会大成(読み)せつつめいしよずえたいせい

日本歴史地名大系 「摂津名所図会大成」の解説

摂津名所図会大成
せつつめいしよずえたいせい

一五巻 暁鐘成著

解説 安政二年執筆を始め、鐘成生存中に本文完成。挿図松川半山浦川公佐に依頼したが、挿図未完のまま万延元年に鐘成は没し、稿本のまま残った。鐘成が「摂津名所図会」をしのぐ抱負もとに執筆したと伝えており、幕末大坂および周辺地域の詳細な地誌・風俗誌となっている。

活字本 浪速叢書第七―八

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む