精選版 日本国語大辞典 「摸稜」の意味・読み・例文・類語 も‐りょう【摸稜・模稜】 〘 名詞 〙 ( 中国、唐の蘇味道が宰相の時、事を決めるのに、自分の信ずる所を言わず、ただ自分の席の稜を手でさすっているだけであったところから ) 事を明白にしないこと。あいまいにしておくこと。[初出の実例]「江天亦入二摸稜手一。雨炁半籠二残照中一」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)四・漁村夕照)[その他の文献]〔新唐書‐蘇味道伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例