摺り斑かす(読み)スリモドロカス

デジタル大辞泉 「摺り斑かす」の意味・読み・例文・類語

すり‐もどろか・す【×摺り斑かす】

[動サ四]入り乱れた形に種々の模様をすりつけて染める。
「―・したる水干といふ袴を着せて」〈・一一九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「摺り斑かす」の意味・読み・例文・類語

すり‐もどろか・す【摺斑】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「もどろかす」はまだらにするの意 ) 乱れ模様をすりつけて染める。
    1. [初出の実例]「すりもどろかしたる水干といふ袴を着せて」(出典:枕草子(10C終)一一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む