撞座(読み)ツキザ

デジタル大辞泉 「撞座」の意味・読み・例文・類語

つき‐ざ【×撞座】

梵鐘部分の名。撞木しゅもくが当たるところ。

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精選版 日本国語大辞典 「撞座」の意味・読み・例文・類語

つき‐ざ【撞座】

〘名〙 梵鐘の部分の名。鐘を撞き鳴らす所。

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世界大百科事典(旧版)内の撞座の言及

【梵鐘】より

…朝鮮,日本にも伝わり,新羅以降の朝鮮,奈良時代以降の日本ではことに梵鐘の鋳造が発達した。梵鐘の一般的な形状は,円筒形の上部が笠形に閉じ,上端に吊り手である鈕(ちゆう)をそなえたもので,鐘身には帯状に区画された袈裟襷(けさだすき)と呼ぶ文様を施し,また下部に撞座(どうざ∥つきざ)2個が配される。中国鐘には鐘身の裾がヨーロッパのベルのように開き,波状などに作るものがある。…

※「撞座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」