撥字(読み)はねじ

精選版 日本国語大辞典 「撥字」の意味・読み・例文・類語

はね‐じ【撥字】

  1. 〘 名詞 〙 助動詞「ん(む)」「らん(らむ)」「けん(けむ)」などにおける撥音音節「ん(む)」のこと。またこれらの助動詞を用いること。撥文字(はねもじ)
    1. [初出の実例]「伝の句のはね字に申しよせたる由承祐物語り候ふ」(出典:古今連談集(1444‐48頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android