精選版 日本国語大辞典 「撫肩」の意味・読み・例文・類語
なで‐がた【撫肩】
- 〘 名詞 〙
- ① 撫でおろしたように、なだらかに下がっている肩。女性的な肩にいう。⇔いかり肩。
- [初出の実例]「悪相品々〈略〉ほそくび、ふとくび、なでかた、いかり肩」(出典:浮世草子・好色訓蒙図彙(1686)中)
- ② 比喩的に、厳しさのないこと。また、気負ったところのないこと。
- [初出の実例]「どこ迄ものへいほうに無放蕩にない、撫肩にならぬことぞ」(出典:絅斎先生仁義礼智筆記(18C初))
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...