擬蛹(読み)ギヨウ

デジタル大辞泉 「擬蛹」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐よう【擬×蛹】

昆虫変態過程に現れる、さなぎに似た形態過変態をするツチハンミョウ類などで見られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の擬蛹の言及

【ツチハンミョウ(土斑猫)】より

…ハナバチの卵を食べ終わるとコガネムシ幼虫に似た幼虫となる。みつを食べて2回脱皮し,擬蛹(ぎよう)と呼ばれる眠(みん)幼虫となり,さらに脱皮してさなぎとなる。このような複雑な変態を過変態という。…

※「擬蛹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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