攲てる(読み)ソバダテル

デジタル大辞泉 「攲てる」の意味・読み・例文・類語

そば‐だ・てる【×攲てる】

[動タ下一][文]そばだ・つ[タ下二]
一方の端を高くする。
「ぐにゃりとして居し肩を―・て」〈露伴五重塔

㋐耳や目の注意力をそのほうへ集中させる。「外の騒ぎに耳を―・てる」
㋑枕などから頭をもちあげて聞き耳をたてる。「枕を―・てる」
高くそびえたたせる。
「巌石峨々として道すなほならぬ山なれば、岩角を―・てて」〈義経記・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む